eMPro AGVMMS AGV
(自動搬送機)コントロールシステム
AGVコントロールシステムとは?
工場を中心に導入が進むAGV(無人搬送車)は、稼働台数が増えると運用面での課題が発生します。
MINDが提案する「AGVコントロールシステム」は、AGVのスタート・ストップの制御を行うことにより、交差点や合流をスムーズに行うシステムです。
AGVコントロールシステムの特徴
複数台同時にコントロール
複数台を同時に制御することで、工場内の連携がスムーズになり作業効率が向上します。
(実績最大12台)
複数コースや交差点・合流をコントロール
AGVの位置を正確に把握し、優先順位と判断点を元に複雑な交差点・合流処理が可能です。
人や輸送ビークルとの信号機制御
人や輸送ビークルを感知し、危険な接触を回避するための停止制御や信号機制御が可能です。
AGVを指定場所で停止や呼び出し
AGVを停止させたい場所(ステーション)の選択・指示ができ、必要に応じて指定の場所に呼び出すことができます。
タブレットやモニターで遠隔監視・操作
PCのみでなくタブレット端末からでも遠隔で監視・操作ができるため、社内で共有しやすく作業効率アップに繋がります。
AGVメーカー問わず使用可能
メーカー問わず使用できるため、導入が容易です。
※ 一部検証が必要な機種もございます。
制御例:交差点制御
AVGは磁気テープ上のカウンターを元に運行しております。
そこに複数台のAGVが運行すると時に交差点での衝突の危険があります。
各AGVの位置を管理し優先順位に従い衝突を避ける制御を行います。
制御例:交差点制御
複数のコースが合流すると合流点で衝突の危険があります。
各AGVの位置を管理し優先順位に従い衝突を避ける制御を行います。
判断点を持ちAGV制御。
判断点Ⅰを先に通過したAGVがある場合、他のAGVは判断点Ⅰで停車。
先行したAGVが判断点Ⅲを通過した後、判断点Ⅰで停車しているAGVが発車。
判断点Ⅰで停車しているAGVが複数ある場合は、先着にて優先順を決め優先順に発車。
導入事例
日本最大手トラックメーカー 様
お客様の要望
1. コマ付き台車が50台あり、その台車をAGVでピッキングを行い、
担当者(指定)位置に届け、台車より製品を取り出し後、元の台車位置へ戻す
2. 出庫作業時、担当者が入庫が必要と判断した場合、入庫作業へAGVを行かせ、入庫後、元の台車位置へ戻す
①台車には同じ製品しか積まれていない
②1品種1台車
③ピッキング指示は上位より品番・数量指示
イメージ画像
工場内のAGV稼働導線の確認
お客様の工場内の稼働導線を確認。
稼働導線とご要望をもとに工場内のマップを作成します。
ルート設計
今回はゾーンを5ゾーンに設定し、1つの台車に対し、3つのルートが必要なためそのように設計しました。
入出庫時の動作設計
出庫時は台車を元の位置に戻す場合と、入庫作業に入る場合で分岐するよう設計し、入庫時は元の位置に戻すようシステムを構築しました。
その他にも、それぞれのご要望に合わせたご提案が可能です
大手自動車メーカー 様
お客様の要望
複数メーカー様のAGVの位置及び状態見える化及び交差点制御
交差点前で一時停止させ、その際他の機器がいないかを確認しAGVに対し、スタート許可を出す
タグノバ
矢崎化工様 AGV
シンテック 様 AGV
L&F 様 キーカート
大手トラックメーカー 様
お客様の要望
- 両サイドに棚面が有り、ピッキングシステムと連動させる
- 上位システムより、品番・数量指示が有り、AGVへコース指示を送る
- 棚面を出庫作業者へ向けて停止させる必要が有る為、同じ棚でもタクト(コース)を変えて指示が必要